幼少期からの強迫性障害

my post self(私の話)

実は、幼少期から強迫性障害でした。

その当時は幼かった(小学生低学年頃)ので

自分が強迫性障害だったんだという事には

勿論、気付いていませんでした。

私自身、ものすごく心配性でした。

幼い頃から家が家事になったり、

泥棒が入ってこないか、もしそうなっても

絶対に家族は無事でいてほしい。

それを毎晩毎晩寝る前にお祈りするのが

日課になっていました。

すると、本当にそうならなかった!

お祈りが通じた!

お祈りすると、その事が本当になるんだって

その当時は思うようになりました。

(今となれば、心配事をしても9割は

起こらないというのを知りましたが…笑)

そして、いつしかそれが儀式的な行為に

なっていったのです。

ただのお祈りが、絶対にしなければならない。

そうしないと怖い事が怒る。と、私の頭の中で

声がしました。

エスカレートする強迫性障害

お祈りの時は、目を閉じて瞬きを10回。

その時に、頭に思い描いた事が叶う、とか。

だから、違う事を思い浮かべてしまったら

やり直し。に、なるんです。

何回も何回もやり直して。寝るまでに1.2時間は

かかってしまいました。眠たくても寝れない。

そんな日が毎晩続いていました。

それは、おかしな行為だということは

私自身まだ気付いてなくて。

ただお祈りしているだけだ、と思っていました。

でも、それが日常生活にも及ぶようになり…。

例えば…

  • カーペット(敷物や畳)の境目を渡る際には、悪い事が起こらないように、と祈りながら。境目を踏まずに渡る。失敗したら完璧に出来るまで繰り返す。
  • 鍵を閉めたり開けたり確認して、何度も繰り返し行う。
  • 電柱があったら、その度に右足から踏み出すようにする。失敗したら戻ってやり直す。
  • 自分の中で、不吉だと感じた数字を見たら、不吉では無い数字を探して再度見直す。
  • 片付ける時は、片付け物の触る順番が決まっていて、うまく行かなかったらやり直す。

と、キリがないのでこのくらいにします!笑

それは、周りの友達や家族に変だと

思われないか、気付かれないように

儀式を繰り返し行っていました。

…そうです。おかしいと思っていても、

その儀式をしないと怖い事が起こってしまう!

と、いう不安から繰り返してしまうのです。

ひどい時は、周りに変に思われても、

儀式行為が辞められなくて…。

人目を気にしつつも、繰り返してました…。

家族は何も言わなかったけど、

何してるんやろ?くらいには思われてたのか…。

もしくは気付かないふりしてくれたのか…。

そこは今でも聞いた事ないしわかりませんし、

これから先も、そんな話は今更聞きたくないし、

聞かないと思います。笑

思春期の頃にも、クラスメイトに

儀式行為を不思議そうに見られた事があり…。

誤魔化しつつも、そんなにまでして

辞められない自分が本当に嫌になりました。

その頃から、私は何してるんだろ…?

おかしい事してるのに辞められない。

体力も、時間も消耗するし普通に暮らしたい。

と、思うようになりましたが、

誰に、どのように相談したらいいかわからず…。

限界がきて、保健室の先生に泣きながら

相談もしました。

でも『なんだろうね…』で終わりました。笑

初めて自分が強迫性障害と知った

そんな時、たまたまテレビを見ていたら

海外のドキュメントのテレビが流れてました。

【引きこもり男性がやっと普通に

暮らせるようになったお話】でした。

男性はある事をきっかけに強迫性障害になり、

儀式行為が辞められなくなり、日に日に

その行為がエスカレートして日常生活すら

送れなくなるほどになったそうです。

それから、引きこもりになった、と…。

1日中、儀式行為をしているから外出出来ない、

するのも怖くなった、という理由からでした。

その映像が流れてるのを見て…

え?一緒や。私、強迫性障害なんか?って。

初めて、この行為の病名がわかった安心感と

どうやったら治せるん?という不安がよぎり、

色んな感情が押し寄せました。

強迫性障害には、色々な症状があります。

大体、似たような感じではありますが

起こるきっかけや、儀式内容は多少人により

変わるかと思います。

もしかして私も?と思う方もいらっしゃるかも

しれないので、参考までに載せますね。

強迫性障害(OCD)の具体的な症状には、次のようなものがあります。

  • 汚い感じがして、何度も手を洗う
  • 戸締りや火の元の確認を何度も繰り返す
  • 他人に誤って危害を加えたのではないかと繰り返し心配する
  • 何かをぴったり、しっくりするまでやらないと落ち着かず、回数や時間がかかる
  • 確認し安心するため、身近なひとを巻き込んでしまう
  • 数字へのこだわり(ラッキーナンバーや不吉な数字などをはじめ、「縁起を担ぐ」だけではなく強いこだわりによって「5」のナンバーがついた車が来ないと進めない、など)
  • 物の配置に過剰にこだわる(左右対称や右から左に一列に並んでいなければならないなど)
  • ある手順で物事を進めていかなければ気持ち悪いなどの儀式強迫
  • 道路の境界線をまたいではならない、などの特殊な観念に捉われる

強迫性障害は、自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れず、わかっていながら何度も同じ行為・確認をくりかえしてしまう性質の病気です。

強迫性障害は、治療によって改善する病気です。強迫観念や強迫行為で ‘日常生活・社会生活に影響が出ている’ ‘家族や周囲の人が困っている’ といったサインがある場合には、早期に治療を開始することが推奨されます。

(引用:Google調べ)

↑今、見たらかなり当てはまりました。笑

多分、私は不安障害からの強迫性障害に

なったのだと思います。(心配性でした。)

結局、私は病名を知ってから色々と調べて

みましたが、精神科には行かずに

自分のマインドを変えていくようにしました。

マインドセットって聞くと怪しく感じる方も

いらっしゃるかもしれませんが。笑

今までの固定された思考を変えていきました。

私がしたマインドセットの変え方


  • 不安な事や心配事がよぎっても、『大丈夫、9割は起こらない!残りの1割が起こる確率なんて、ほぼない。儀式をしても、しなくても何も変わらないから大丈夫。あなたは、そうならないし、ならないって思えばそうなる。』と自分が安心出来るような言葉を、自分にかけてあげる。

  • 不安が襲ってきて、儀式行為がしたくなったら、まず好きな事や、集中する事を見つけて、それを行う。もしくは、運動をして、違う方に気持ちを向ける。

  • 自分だけでは、儀式行為を辞めると不安で仕方ない時だけ周りに話せる人がいたら、不安だという事を話す。儀式行為をする前に、安心感を得るようにする。(家族、友達、サポートをしてくれる人)

  • 儀式行為をしなくても何も起こらなかった!という事実を確認し、少しずつ不安を手放し、儀式行為を減らしていく。

  • リラックス出来るような環境を作る。

  • ヨガの瞑想や、何も考えない時間を作る。深呼吸をして、深い呼吸をする。

  • 軽い運動、リズム運動をしてセロトニン分泌を促し、自律神経を整え精神を安定させる。

  • 規則正しい生活を送るようにする。

  • 睡眠時間をしっかりと、とる。


以上、ざっくりですが私が試した方法です。

すぐには難しいかもしれませんが、

少しずつ儀式行為から離れていく事や

意識を逸らす事が大事になってきます。

お薬を飲まなくても治せます。

私が実際そうです。

まだ不安から儀式行為をして、

安心したくなる時があります。

(実際は、時間使うし体力精神的にも

疲労するだけなのはわかってるんです。笑)

でも、その行為には意味がない事。

その行為をしなくても安心感を得られるように

なってからは、ほぼほぼ儀式行為ないです。

本当に稀にあっても、

確認2.3回くらいで支障ないです。笑

私の場合、幼少期からなので、考えちゃう癖は

なかなか消えませんが…。完全に無くさなくても

マインドをコントロール出来れば変われます。

サポートできるように…

そんな話や悩みって、周りに話せない方もたくさんいるかと思います。

なので、そのような方々の

サポートとなるような体制を作りたいと

考えています!

もうしばらくお待ちください!

不安障害や強迫性障害だけではなく、

パニック障害や日常の不調や

産後の不調、色々な不安があると

思います。

そんな不安や心配を

公式ラインでの個別相談や、

不安な時に話せる場所、聞いてもらう場を

提供しサポート出来たらと思います。

気になる方は、お問い合わせから

遠慮なく、コメントくださいね!

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